今、あなたは自信を持てていますか?
今回は自信の付け方について知っていきましょう。
まずは、今まであなたが職場や学校などで自信を持てた時のことを思いだしてみましょう。
その時の周りの人との関わりや、自分の気持ちの変化を振り返ってください。
もし、今までに自信が持てた経験がないとしても大丈夫です。今から具体的な実践方法をお伝えしていきます。
セルフ・エフィカシー(自己効力感)とは
セルフ・エフィカシー(自己効力感)とは、ある行動を起こす前に、その個人が感じる「遂行可能感」を意味します。カナダの心理学者A・バンデューラが1990年代に提唱しました。
「自分には、このようなことが、ここまでできるのだ」という感覚をさしています。
人がある行動へのセルフ・エフィカシーを強く感じていると、その行動を行う可能性が高くなり、その行動をするための努力を惜しまず、失敗や困難を伴っても諦めにくいと考えられます。
セルフ・エフィカシーは自然発生的に生じるものではありません。自ら作り出していくものであり、それを積み重ねることで、「ここまでできる」という気持ちを高めていきます。
セルフ・エフィカシーを生み出す要素とは
成功体験
成功体験とは、実際に自分で行ってみて、うまく出来たという体験の事です。
成功体験が増えることで、セルフ・エフィカシーが増していきます。
「少し頑張れば達成できそうな目標」を立てることがポイントです。その積み重ねで自信を高め、その後少しずつ目標を上げていくことも可能となります。
その際、自分自身もしくは周りから、自分に能力があることを言葉で説明を受け、励ましや声援も受け、成功時の心地よい気分的変化を感じることが大切です。
モデリング
モデリングとは、性や年齢、健康状態や生活状況などにおいて、自分と似ていると思われる「モデル」となる人が、ある行動をうまく行なっているのを見たり聞いたりすることで、”自分にも上手くできそうだ”と思うことです。
自分と似ていると思われる「モデル」となる人を見つけ、その人に続けるコツや、どんなメリットが得られたかについて、聞いてみましょう。そうすることで、「自分にも上手くできそうだ」という感覚を得やすくなります。
まとめ
いかがだったでしょう。今回はセルフエフィカシーについてみていきました。
今後、自信を高めていくために、スモールステップを意識して、少しずつ自分の力を高めてみてください。
「こんなことは出来て当たり前」とは思わずに、一つずつ着実に進めていくことが大切です。